鹿島地方事務組合「公設鹿島地方卸売市場」

		市場の一日

●	入荷配列は、前日午後5時頃から当日早朝にかけて行われます。卸売会社は生産者（出荷者）から委託を受け、又は買付けにより入荷した野菜・果実などをせり場（卸売場）に種類別に配列し、数量等必要事項を記入した競売に使用する伝票を入れておきます。

●	仲卸業者及び買受人は毎朝6時頃から卸売場に配列されている入荷物品の状況を見回り、入荷量、鮮度などを見て自分の欲しい野菜・果実をどのくらいの値段で買ったらよいのかをメモしておきます。

●	せり開始のベルが鳴りだすと卸売場内は一躍活気をおびてきます。配列されている野菜・果物は卸売会社のせり人の呼び声で仲卸業者及び買受人が値段をせりあい、一番高値をつけた買い手につぎつぎと売り渡されます。ここで初めて値段が生まれます。

●	仲卸業者がせり落とした品は、市場内の仲卸店舗に配列して販売されます。買受人がせり落とした品は、各自の車に積み込まれ２市はもちろん近郊市町村の各々の店舗へ運搬されていき、スーパーマーケットや八百屋さんの店頭で販売されます。